40代からの生き方が老後を決める

かつての戦国大名は人生50年と唄いましたが、現代の寿命はそれよりぐっと延びました。それに伴い年齢を重ねても人生を謳歌している人は多く、定年後は第二の青春と言う人までいる程です。しかし一方でそうした楽しみを持つ前に早くして病に伏せる人もいて、その違いは日頃からの健康に対する意識の違いだと言われています。

交通事故等の様に突発的に起こる要因は別として、がんや脳梗塞等は早期発見で治る確率はぐっと上がります。こうしたことから、年に一度の健康診断は欠かせないものだといえます。特に40代を越すと今までの無理が体に現れるので、自覚がなくても絶対に検査はしておくべきです。自治会には無料で検診してくれる制度もあるので、そうした制度を使えば金銭的負担も無くて済みます。

若い頃はぱっと食べれるジャンクフード系が多くても全然平気だったかもしれませんが、身体はどんどんそうしたものを受け付けなくなってきます。健康的な食事に慣れておくために、30半ば過ぎからは栄養を考えた食事を心がけると良いです。今の食事は10年後の体を作ると言われているので、30半ばに何を食べるかで40代の生活習慣病が決まると言っても過言ではないのです。

もし共働きや子育て等で忙しく料理の時間がない人は、あらかじめ切った食材を配達してくれるサービスを利用すれば時短で栄養たっぷりの食事を摂取できます。他にも煙草の吸いすぎ、酒の飲みすぎには気をつけるようにしましょう。こうした毎日の積み重ねが、豊かで健康な老後を作るのです。多少時間とお金がかかっても、病気になった事と天秤にかければどちらが良いかは自ずと分かるはずです。