まず毎日の食事から見直そう

40代は仕事が忙しくなる年代です。高校や大学を卒業後に働き始めたのであれば、20年近くの社会人経験があるでしょう。知識や経験が豊富ということで、企業内では重要なポジションを担当している可能性も高くなります。仕事の量が多いだけではなく、質も求められるようになるのです。

40代は徐々に身体機能が衰えてくる年代でもあります。20代や30代のように体力が十分にある状態から、体力が徐々に低下することになるため、溜まった疲れがなかなか解消できなかったり、病気や怪我が多くなったりなどのリスクを背負うことになります。そのため、20代や30代の頃よりも健康的な食事が求められます。

食事の内容は、身体の状態に大きく影響してきます。カロリーが高く、油が多く使用されている料理などは、体重や体脂肪の増加に影響します。消化しずらいものばかりを食べていれば、当然身体の疲労がなかなか解消されず、その悪循環がループしてしまいます。食事内容を変更したばかりの頃は、これまでに比べて満足できないかもしれませんが、継続すると健康的な料理が当たり前になるため、大変だと感じてしまった時でも継続してみた方が良いでしょう。

食事と同様に、運動も継続する必要があります。運動の習慣がなければ始めるまでが大変ですが、運動による爽快感を体験できれば、きっと続けるのが苦ではなくなるでしょう。健康管理を見直したいと感じたら、まず毎日口に入れているものをチェックしてみるようにしましょう。食事が体の1つ1つの細胞を作っているのです。食が変われば身体も変わり、動きやすくなって運動が楽しくなるという流れを意識すれば、健康習慣を自分のものにすることができるはずです。